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読み物「仲間たちのストーリー」

自然栽培パーティ無門福祉会訪問記~「障がい」そのものより、「自然栽培」を知ってもらう方が社会が良くなる~後編


自然栽培パーティ
無門福祉会訪問記


〜「障がい」そのものより、「自然栽培」を知ってもらう方が社会が良くなる~後編


みなさんこんにちは!
自然栽培の仲間たちスタッフの北島です。

前回から、
愛知県豊田市の自然栽培農家「無門福祉会」さんでの訪問体験記を
前編・後編2回に分けてご紹介しています!

今回はいよいよ後編のご紹介!

無門福祉会さんで働く農福師さん(障がいを持つ方々)の変化、
職員のみなさんの思いに迫ります。

この記事を読めば、

===============

・食と健康の「自然栽培」だけでなく、
福祉と「自然栽培」の魅力を知ることができる!

・あなたが感じる「福祉・社会の在り方」にも、

きっと新しい気づきが得られるはず!

===============


前編を読んでくださった方はもちろん、

まだ読んでないよ~!という方もぜひ!
最後までご覧ください~!!


前編はこちらから!


無門福祉会さん 自然栽培オクラ収穫の活動風景 ↑無門福祉会さん 自然栽培オクラ収穫の活動風景


オクラ収穫に店長も参加させていただきました! ↑オクラ収穫に店長も参加させていただきました!


働く農福師さん(障がいを持つ方々)の変化


ブルーベリー畑の取材を終えて、
続いてむかったのは自然栽培のオクラ畑。
私たちは、収穫作業をお手伝いさせていただきました。

オクラの収穫作業では、
この割り箸のラインに合わせて、収穫を行います。

農福師さんたちが選別しやすいよう、工夫がなされているのです。


割り箸のテープの長さに合わせてオクラを収穫 ↑割り箸のテープの長さに合わせてオクラを収穫


ここでも、みなさん。
慣れた手つきで作業を行い、もくもくとオクラを収穫していました。


職員の加藤さんによると、
無門福祉会さんで、農業(自然栽培)を始める前までは、
箱折りや、ボールペンの部品を並べる作業など。

室内での作業がほとんどだったといいます。
そこでは、
なかなか気持ちが落ち着かない方や、
みんなと作業に取り組めない方も。


しかし、

農業の活動を始めて、
そういった方々も、
徐々に表情が柔らかくなっていった
そうです。





「障がい」を知ってもらうより、
「自然栽培」を知ってもらう方が社会が良くなる


そうお話しくださったのは、
無門福祉会事務局長の磯部竜太さん。


無門福祉会は、
福祉をはじめて30年以上。

今までは「障がい」を知ってくださいという活動をしていました。

けれど今は、

自然栽培に出会って、

「自然栽培」そのものを知ってもらった方が
社会が良くなると思っています。



そんな言葉を聞いて、
私自身も深く共感を覚えました。

自然栽培の畑は、
虫や動物が動き回りとても賑やか。
それぞれに役割があり、誰も排除しない。
多様性のある姿をしています。

そんな畑の姿は、
福祉の目指す社会の在り方とも似ているように感じられます。



オクラの収穫について話し合う磯部さんと店長 ↑オクラの収穫について話し合う磯部さんと店長


無門福祉会さん 畑での活動風景 ↑無門福祉会さん 畑での活動風景


「自然栽培」と「福祉」の共通点

施設の利用者さんは、
下は高校卒業から、上は85歳まで。

野菜の袋づめであれば、
足の不自由な高齢者でも座って作業をすることができます。

季節によって景色の変わる野菜の作業は、
足の不自由な障害を持つ方々にも心の変化をもたらしているといいます。

現在では、
定年を迎えた地域の高齢者もアルバイトとして雇うなど、
障害のあるなしの垣根をも超えて、活動を広げる無門福祉会さん。

どこか閉ざされた印象のあった、
障害福祉のあり方が、自然栽培を通して、
地域や人とのつながりを広げているのです。


無門福祉会さん 室内での野菜の袋詰め作業風景 ↑無門福祉会さん 室内での野菜の袋詰め作業風景


オクラの選別風景 ↑オクラの選別風景


オクラの袋詰め風景 ↑オクラの袋詰め風景


無門福祉会と目指す、新たな社会の形


無門福祉会さんの作物は、
当店バイヤーが唸るほど、品質の良い作物ばかりです。

自然栽培の仲間たちでは、
そんな無門福祉会の作物のさらなる栽培・選別などの技術向上のお手伝いをさせていただいています。

今回は、オクラの収穫・袋詰め作業のアドバイスをさせていただきました。


これまでの販売経験や、
自然栽培農家さんとのつながりを活用し、

時には電話で他の農家さんからアドバイスを伺い、その情報を橋渡ししています。

「福祉施設で栽培したお野菜」としてではなく、

「無門福祉会さんのお野菜」として。

農福師のみなさんのお野菜が、
少しでも多くの方々に知っていただけるように。
心から喜んでいただけるように。

生産者と消費者の架け橋となって、
皆様の食卓に「おいしい」を届けていきます。


無門福祉会職員の皆様と店長 ↑無門福祉会職員の皆様と店長。販売や梱包についてご相談させていただきました!


「おいしい」を支える現場の姿はいかがでしたか?



自然栽培の仲間たちの定期宅配
「旬と彩りを楽しむごちそう野菜セット」や、
東京・自由が丘の「自然栽培の仲間たち」実店舗では、
無門福祉会さんのお野菜に出会うことができます。


ぜひ無門福祉会さんのお野菜を見かけた際には、
手にとって、
思い出していただけたら幸いです♪


\自然・有機栽培限定!旬のお野菜の定期便!/
旬と彩りを楽しむごちそう野菜セット


\あなたのお声を農家さんに届けます!/

いつも食べているお野菜や商品に関するご感想!

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自然栽培パーティ無門福祉会訪問記~「障がい」そのものより、「自然栽培」を知ってもらう方が社会が良くなる~前編


自然栽培パーティ
無門福祉会訪問記

〜「障がい」そのものより、「自然栽培」を知ってもらう方が社会が良くなる~前編




みなさんこんにちは!
自然栽培の仲間たちスタッフの北島です。

突然ですがみなさんは、

「農福連携(のうふくれんけい)」

という言葉をご存知ですか?

農業と福祉の連携…?

言葉は知っているけれど、そんなによく知らないなぁ・・・
そんなふうに思われる方もいるかもしれません。

しかし!実はこの農福連携が、
現在の自然栽培の仲間たち、
特に定期宅配おまかせ野菜セットをはじめとする、
皆様の「おいしい!!」を支えています!

今回は、そんなおいしいを支える現場を皆様にお伝えすべく!
愛知県豊田市で自然栽培に取り組む社会福祉法人「無門福祉会」さんへ
訪問させていただきました!

=============

この記事を読めば、

・福祉から見る自然栽培の新たな魅力
・皆様のおいしいを支える農家さんの気持ち
がわかります!

=============


ぜひ最後までご覧ください~!!


無門福祉会(むもんふくしかい)さんとは?

今回訪問させていただいたのは、
愛知県豊田市にある「無門福祉会」さん。

一般的な農家さんとは違い、
社会福祉法人として、施設を利用する障がいを持つ方、
高齢者の方などと共に自然栽培を行なっています。
1987年に設立され、約30年以上
「すべての人が自由で対等に生き、平等に権利が守られる社会の実現」を目指して、
利用者さん1 人1 人の「個」に向き合った社会福祉の実践を行い続けてきた、無門福祉会さん。

そんな無門福祉会さんが、
一体なぜ、自然栽培を始めたのでしょうか?


自然栽培の田んぼでの活動風景

↑無門福祉会さん 自然栽培の田んぼでの活動風景


なぜ福祉で自然栽培?


はじまりは、愛媛県で障がい者施設を運営する
佐伯康人さんの活動への共感がきっかけでした。
農薬にも除草剤にも肥料にも頼らない。


「自然栽培」で、

「様々な障がいを持つ人たち」が
野菜や米、果物を育て、販売をする。

その活動に共感した5つの障害者福祉施設が集まって、
2015年「自然栽培パーティ」を結成。

現在では一般社団法人として法人化し、
北海道から沖縄まで、
日本各地で「自然栽培×福祉」の活動が広まっています。


今回訪問した無門福祉会さんは、その中の1つ。
始まった当初は、職員のみなさんも、
ほとんど農業をしたことがなかったといいます。
そんな中、
自然栽培パーティに加入した福祉施設の職員の皆さんで共に農業を学び、
各地の施設でつながり、教え合いながら、「自然栽培」を行なってきたのだそうです。


無門福祉会さん 畑での活動風景

↑無門福祉会さん 畑での活動風景


無門福祉会さんSlack

↑現在でも自然栽培パーティで共に活動する福祉施設同士がSlack(チャットアプリ)で情報共有。
お互いの畑で起こったことなどを共有しながら、栽培を教え合っているそうです!


畑で働く「農福師(のうふくし)」


では、実際にはどのように農作業を行なっているのでしょうか?

現在の畑に伺ってきました!

まず初めに伺ったのは、自然栽培のブルーベリー畑。

こちらは「農業生産法人みどりの里」さんと農福連携として、

栽培を行なっている畑です。
そこで活躍している農福師
勝間田 輝美さんに収穫作業を見させていただきました。

自然栽培パーティでは、
パーティに加入する福祉施設にて、
農業を行う利用者さん(障がいのある方々)のことを「農福師」と呼んでいます。

そこで私たちは、驚くべき姿を目の当たりにします。


ブルーベリー畑で作業を行う農福師さん

↑ブルーベリー畑で作業を行う農福師「勝間田 輝美さん」


細かなブルーベリーの選別作業

みなさんは、
こちらの2つのブルーベリー、どこが違うかわかりますか?

勝間田さんによると、

「左側が甘く、右側が酸っぱい。」

1粒1粒、未熟果でないか、表面の傷はどうか。
この選別を目視で行なっているのだといいます。

選別された実際のブルーベリー

↑選別された実際のブルーベリー


「???!!!」


撮影した写真を見返しても混乱するほど、
わずかな違いです。
けれど、勝間田さんが選別したブルーベリーを実際に食べてみると、
その違いはすぐにわかりました。


勝間田さんのブルーベリー選別に仰天している店長

↑勝間田さんのブルーベリー選別に仰天している店長


太陽の照りつける暑い畑の中で、

集中力を切らさず、この違いを目視で見分けているなんて…!

皆さんの美味しいを支える勝間田さんのお仕事、
本当に素晴らしかったです。

このような農福師のみなさんの活躍、変化を受け、
無門福祉会さんでも様々な変化が起こったといいます。

次回は、
自然栽培パーティ無門福祉会訪問記
~「障がい」そのものより、「自然栽培」を知ってもらう方が社会が良くなる~後編


無門福祉会さんで働く農福師さんの変化、
職員のみなさんの思いに迫ります。


ぜひ次回もご覧ください♪


<後編>は9月26日(月)配信予定!!
お見逃しなく!!




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